
実車解説
M4A1は数多く作られた75mm砲装備のM4シャーマンの中でも最初に量産化されたタイプで、M4と同じ航空機用星型エンジンを搭載、車体上部全体が鋳造製でした。初期のM4A1は、M3中戦車と同じ極初期型垂直懸架サスペンションと操縦手席前方に直視式バイザーを装備していました。ドイツアフリカ軍団に対抗するため、M4A1の直視バイザー型は量産が開始されると直ちに北アフリカのイギリス軍に配備され、1942年10月のエルアラメイン戦に投入、形勢の逆転に貢献しました。これに引き続きアメリカ軍にも配備され、翌11月のトーチ作戦の米軍主力として投入されました。上陸後の戦闘でアメリカ軍として初めてドイツ軍との直接戦闘を経験したのです。多くの犠牲を払いながらも、米軍はこの戦闘により様々な経験を得ることとなりました。この結果、直視バイザーは防御上の弱点であることが判明、これを廃止し、垂直懸架サスペンションもバネを強化した新型が登場し、M4A1も中期型へと移行していきました。チュニジア戦の後も生き残った直視バイザー型は、シシリー島、イタリア本土での戦闘に参加、終戦間際まで戦闘を続けたのです。
M4シャーマンの全体解説はこちら
模型要目
1/35 シャーマン2初期型のアメリカ軍仕様です。
特徴的な直視バイザーつきの車体上部に加え、大型のサンドシールドやM3中戦車と同じ極初期型の垂直懸架サスペンションなど実戦投入されたM4A1の最も初期の姿をモデル化しました。
この製品は 35-L27 (限定商品・販売終了) のリニューアル商品です。
35-L27の発売後に新たに判明した資料によりマーキング内容を更新、パッケージを原画つきの通常版として発売致します。
収録マーキングのうち、第1機甲師団第1機甲連隊第3大隊の2種は車体正面の稲妻を握る鉄拳のマーキングを新たに追加、側面のニックネームなども新たに判明した写真により内容を精査し、より実車に近づけました。
新たに第2機甲師団第66機甲連隊のマークを追加。この部隊のマーキングは従来白とされるのが一般的でしたが、カラーの動画が発見され、黄色であることが判明しています。
今回新たにサスペンションの高さを固定するスぺーサーの部品を追加。従来の発泡ゴムによるサスペンションの沈み込みと高さ固定式のどちらかを選択できるようになりました。
スライドマークは1942年11月のトーチ作戦時の第1機甲師団第1機甲連隊2種、チュニジアからアルジェリアに移動中の第2機甲師団第66機甲連隊、イタリア戦線の計4種入り。
デカール印刷は高品質のカルトグラフ製です。
アメリカ戦車兵のフィギュア一体つき。
This product item is an updated version of the discontinued limited edition 35-L27.
This was due to new material found after the release of the 35-L27.
Includes four new markings. Three markings from the North African Campaign and one from the Italian Campaign.
Decals printed by Cartograf.
Includes the option of plastic spacers to fix the height of the VVSS suspension, or left movable by foam rubber inserts.
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TIPS
以下の解説は旧仕様のデカールで説明されているため、マーキングの細部が若干異なるところがあります。
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